この度、第34回日本小児泌尿器科学会総会・学術集会を、2025年(令和7年)7月24日(木)~26日(土)の3日間、YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)で開催させて頂くことになりました。日本小児泌尿器科学会総会・学術集会は、1992年に第1回が開催されて以来今回で34回を数えますが、山梨県および甲府市では初めての開催となります。
本学会のテーマは「小児泌尿器科学:未来への伝承と発展」といたしました。日本小児泌尿器科学会は、小児泌尿器科学におけるあらゆる疾患に対峙し、多くの先人たちの努力によって練磨の功を積んできた歴史があります。私自身は、幸いにも恩師たちが築き上げてきた多くの知識や技術を伝授していただきました。このように、先人たちより伝えられてきた知識や技術を未来に向けて伝承し、そして次の世代がさらに発展させていくことが本学会の使命の一つであると考えています。ぜひとも本学術集会が、次世代を担う若い世代に伝承し発展する機会となっていただければと思います。また、小児泌尿器科学の発展のためには、医師はもちろんのこと医療に携わっている看護師などメディカルスタッフの方々との多職種連携が重要です。そのためにも、多くの職種の方に参加していただき、本学術集会を通じて交流を深めていただければと考えています。
7月の山梨県は、ちょうど桃の最盛期となり、ブドウも出始めとなります。また、山梨県独自のお料理や地元のワインなどでお迎えしたいと考えていますので、より多くの方に参加していただけるのをお待ちしています。7月の甲府市は、日本屈指の暑い場所となります。この暑さに負けないくらいの熱いディスカッションを期待しています。ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。