第56回日本消化吸収学会総会

会長挨拶

会長 阪上 順一

市立福知山市民病院 病院長・病院事業管理者

阪上 順一

 この度、第56回日本消化吸収学会総会の会長を拝命致しました市立福知山市民病院の阪上順一でございます。本学会総会は2025年10月18日(土曜日)に京都テルサにて開催致します。参加者の皆様を心よりお迎え申し上げます。

 本学会は1970年に日本消化吸収研究会として発足し、1984年に日本消化吸収学会に発展し、消化吸収学に関する基礎研究と臨床の架け橋となるべく、日々進化して参りました。学会創立以来、様々な意欲的な研究と技術革新を通じて、診断・治療の向上に貢献してきました。過去の総会では数多くの画期的な発見や新たな治療法が議論され、実践されてきたことは、各位もご承知の通りです。そのような先輩方の偉大な業績と努力を学び、新しい時代の扉を開く責務を感じております。

 今回のテーマ「消化吸収の未来:新しい視点と統合的アプローチ」に基づき、多様な視点から消化吸収に関する最新の知見を共有し、基礎と臨床の連携を進める場を提供致します。そのために、専門家や研究者の方々による主題演題(ワークショップ)を始め、多彩なプログラムを準備しております。

 紅葉の季節でもあり、特に嵐山や鞍馬などの風景が一段と美しくなります。京都の豊かな文化や歴史も自身で感じて頂けるよう、総会期間中には地域の美食や観光名所を楽しんでいただければと思います。京都の美しい環境の中で、消化吸収学に携わる多職種の方々に有意義な学びの時間を過ごして頂ければ幸いです。

 最後に、総会の開催にあたりご支援・ご協力頂いた全ての関係者の皆様に深く感謝申し上げます。皆様と新たな発見と知識を共有し、ともに消化吸収の未来を切り拓いて参りましょう。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

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